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J-GLOBAL ID：201002284119697752   整理番号：10A1043662

M₂O-TeO₂(M=Li,NaおよびK)系融体の密度および表面張力

Density and Surface Tension of M₂O-TeO₂(M=Li, Na and K) Melts

著者 (5件)： 春木慎一郎 (九州大学大学院工学府物質プロセス工学専攻) ,  徳永博文 (九州大学大学院工学府物質プロセス工学専攻) ,  助永壮平 (九州大学大学院工学研究院材料工学部門) ,  齊藤敬高 (九州大学大学院工学研究院材料工学部門) ,  中島邦彦 (九州大学大学院工学研究院材料工学部門)
資料名： 日本金属学会誌  (Journal of the Japan Institute of Metals and Materials)
巻： 74  号： 10  ページ： 629-634 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： G0023A  ISSN： 0021-4876  CODEN： NIKGAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高温におけるガラス融体の密度と表面張力はガラス溶融プロセスの解明やガラス製造プロセスに指針を与える重要な物性である。テルライト系ガラスは光機能性材料分野への応用が期待されているが,テルライト系融体の密度,表面張力に関する報告は少ない。本研究では,M₂O-TeO₂(M=Li,Na,K)二元系テルライト融体の密度および表面張力を測定し,組成依存性および温度依存性を明らかにした。また,その融体構造について検討した。密度は温度の上昇,M₂O添加量の増加にともなって減少した。M₂Oのイオン半径が大きい系ほど密度は低くなった。表面張力は,温度の上昇,M₂O添加量の増加にともなって減少し,陽イオン半径が小さく,陽イオン-酸素間引力が大きい系ほど高くなった。

シソーラス用語： *ガラス ,  非線形光学材料 ,  二成分系 ,  酸化テルル ,  酸化リチウム ,  酸化ナトリウム ,  酸化カリウム ,  *物理的性質 ,  密度 ,  界面張力 ,  温度依存性 ,  依存性 ,  液体構造 ,  計測 ,  アルカリ金属化合物 ,  イオン半径 ,  酸素
準シソーラス用語： *テルライトガラス ,  表面張力 ,  組成依存性 ,  密度測定 ,  網目構造 ,  非架橋酸素

分類 (1件)： ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z)

引用文献 (26件)：

• 1) J. Berzelius: Ann. Phys. Chem. 32(1834) 577.
• 2) W. Vogel: Glass Chemistry, 2^nd ed., ch. 7, (Springer-Verlag, 1992).
• 3) J. E. Stanworth: Nature 169(1952) 581.
• 4) J. E. Stanworth: J. Soc. Glass Techenol. 38(1954) 425.
• 5) J. S. Wang, E. M. Vogel and E. Snitzer: Opt. Mater. 3(1994) 187.

タイトルに関連する用語 (4件)： Na ,  系 ,  密度 ,  表面張力