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J-GLOBAL ID:201002284134293021   整理番号:10A0858160

石油中のスルフィド化合物のキャラクタリゼーション:正イオンエレクトロスプレイFourier変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析が後続する選択酸化

Characterization of Sulfide Compounds in Petroleum: Selective Oxidation Followed by Positive-Ion Electrospray Fourier Transform Ion Cyclotron Resonance Mass Spectrometry
著者 (7件):
資料名:
巻: 82  号: 15  ページ: 6601-6606  発行年: 2010年08月01日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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触媒被毒を起こす石油中の硫黄化合物を除去するために水素化脱硫が用いられているが,そのプロセスの開発,改良には石油中の有機硫黄化合物の性質と分布についての理解が必要である。本研究ではスルフィドを特性化するためのアプローチを示し,モデル硫黄化合物及び直留ディーゼル燃料を用いてスルフィド選択性と転化率を評価した。ここに示したアプローチはテトラブチルアンモニウム過ヨウ素酸塩を用いて石油中のスルフィドをスルホキシドへ選択酸化し,正イオンエレクトロスプレイイオン化Fourier変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析(FT-ICR MS)によって同定するもので,モデル硫黄化合物を用いて石油中の硫黄化合物の選択酸化及びイオン化効率を評価したところ,酸化過程がスルフィドに対して選択的であることが分かった。生成したスルホキシドを正イオンエレクトロスプレイイオン化によってイオン化し,FT-ICR MS分析して得られた質量スペクトルにおける酸化前後の硫黄化合物の二重結合や炭素数分布を比較することによって,直留ディーゼル燃料中のスルフィドの組成特性を明らかにすることができた。ここに示した方法は原油,石炭由来の液体など複雑な混合物にも適用できるものとみられる。
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
石油と石油製品の性質,分析,試験  ,  脂肪族スルフィド・ジスルフィド  ,  芳香族単環チオール  ,  酸化,還元  ,  質量分析 

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