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J-GLOBAL ID：201002284186833490   整理番号：10A1607345

建築設備用の統合型水素利用システムの開発 第1報-水素吸蔵合金タンクの最適設計

Development of Totalized Hydrogen Energy Utilization System for Commercial Buildings: Part 1-Optimum Design of the Hydrogen Storage Tank

著者 (9件)： 川上理亮 (高砂熱学工業 総研) ,  増田正夫 (高砂熱学工業 総研) ,  前田哲彦 (産業技術総合研 エネルギー技術研究部門) ,  丹下学 (芝浦工大 工) ,  中納暁洋 (産業技術総合研 エネルギー技術研究部門) ,  高橋惇 (高砂熱学工業 総研) ,  庄子正和 (東北大 大学院工学研究科) ,  青木秀之 (東北大 大学院工学研究科) ,  三浦隆利 (東北大 大学院工学研究科)
資料名： 空気調和・衛生工学会論文集  (Transactions of the Society of Heating, Air-Conditioning and Sanitary Engineers of Japan)
号： 165  ページ： 19-27  発行年： 2010年12月05日 
JST資料番号： G0149B  ISSN： 0385-275X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 民生用建物において更なるエネルギーの有効利用と安定供給を同時に実現する方法として,筆者らは,エネルギーキャリアとしての高い可能性を有する水素を活用した統合型水素利用システムを提案してきた。本報では,提案システムの水素貯蔵装置である水素吸蔵合金タンクの最適設計手法について検討した結果を説明する。タンク内部の熱・物質移動現象を対象とした数値解析モデルを活用して,モデルケースとして夜間電力による電力負荷平準化でのシステム運用を対象とし,1)水素,2)合金,3)熱の同時有効利用が達成できる最適なタンクの仕様と運転条件を特定した。(著者抄録)

シソーラス用語： *水素貯蔵合金 ,  最適設計 ,  建築設備 ,  深夜電力 ,  電力 ,  負荷調整 ,  *貯槽 ,  数値モデル
準シソーラス用語： *水素利用システム ,  数値解析モデル ,  電力負荷平準化

分類 (2件)： 気体燃料の輸送,供給,貯蔵  (YE02060M) ,  その他の金属組織学  (WB01040Y)

引用文献 (22件)：

• MASUDA, M. A Feasibility Study on Deployment of Hydrogen Energy Carrier to Realize a Comprehensive Energy System for Building Facilities. Thermal Science and Engineering. 2000, 8, 1, 47-56
• 小澤由行. グリーン・エネルギーを目指して, 水素の多角的機能を活用した建物設備用のエネルギー・システムの革新. 冷凍. 2001, 76, 889, 1046-1050
• 小澤由行. 水素エネルギーを用いた業務用建築設備の革新. 空気調和・衛生工学. 2003, 77, 9, 35
• 岡本英之. 水素吸蔵合金を中心としたトータル・システム・エンジニアリング. 水素エネルギーシステム. 2005, 29, 3-9
• 川上理亮. 統合型水素利用システムにおける水素吸蔵合金タンクの特性に関する研究. 空気調和・衛生工学論文集. 2006, 116, 21-30

タイトルに関連する用語 (7件)： 建築設備 ,  統合 ,  水素 ,  開発 ,  水素吸蔵合金 ,  タンク ,  最適設計