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J-GLOBAL ID:201002284188945407   整理番号:10A0387315

理想的と複雑な混合挙動を有する二成分ガラス形成分子液体中の構造緩和動力学

Structural Relaxation Dynamics in Binary Glass-Forming Molecular Liquids with Ideal and Complex Mixing Behavior
著者 (4件):
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巻: 114  号: 10  ページ: 3618-3622  発行年: 2010年03月18日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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全化学組成範囲にわたって誘電緩和測定を用い,種々の二成分ガラス形成液体のガラス転移と構造緩和を調べた。弱い,中間及び強い混合効果をもつ三種類の溶液,すなわち同じ分子構造を有する異性体メチル-o-トルアート中メチル-m-トルアート,フタル酸ジ-n-ブチル中メチル-m-トルアート及び2-ヘキシルアミン中1,2-プロパンジオールを選出し,理想に近いから非理想的事例の混合挙動に取組んだ。これらの成分液体は錯体生成することなく混和性である。系統的と信頼性ある結果を得るため,種々の混合特性の二成分系に対する脆弱性を正確に定量することが目標である。溶液のガラス転移温度,脆弱性指数及び伸縮指数を決定し,それらの化学組成依存性を明らかにした。実測データは混合が二種類の正味成分の結果に関する組成平均に対する脆弱性の負の変位(理想的混合則)を一般的に発生することを示す。この過剰の負の脆弱性は二成分系の一般的特徴であることが分かり,非理想的混合度の増加は更に著しい負の変位を生じる。対照的に,伸縮指数の組成依存性は一層複雑であり,実質的な非理想特性に対して負から正の転移を観測した。
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分類 (2件):
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その他の非晶質の構造  ,  溶液論一般 
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