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J-GLOBAL ID:201002284200012128   整理番号:10A0145691

充填床吸収装置から除去される揮発性有機化合物の実験設計方法論及び分散解析による研究

Studies of VOCs removed from packed-bed absorber by experimental design methodology and analysis of variance
著者 (3件):
資料名:
巻: 157  号:ページ: 1-17  発行年: 2010年02月15日 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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室内空気性状は揮発性有機化合物(VOC)汚染物により影響を受け,これらの汚染物はしばしば家具や建築材料から放出される。室内空気性状の向上のために,室内環境からのVOCsの除去は重要な課題である。本研究では,雰囲気空気からVOCsを吸収するための作動溶液として,トリエチレングリコール(TEG)溶液を用いた。可塑性の5/8in.のポーラリング型の充填物を充填床吸収装置に充填し,充填長は約34cmであった。トルエン,メタノール,エチルエーテル及びメチルエチルケトンをTEG溶液により別々に吸収させた。二つのレベルの分画実験設計方法論を,実験における操作変数を計画するために適用した。実験設計方法論の利点は,より少ない実験回数で妥当な実験結果が得られることであった。加えて,分散解析(ANOVA)を,物質移動係数(応答)に及ぼす操作変数(要因)の解析に利用した。充填床吸収装置により吸収したVOCsの物質移動性能を評価するためにp値を使用した。実験結果から,物質移動に及ぼす空気フラックスの影響は,トルエン,エチルエーテル及びケトンについてはp値が0.1よりも小さいため,メタノールを除いて顕著であった。VOCs濃度については,物質移動係数に及ぼすメタノールの影響は非常に顕著であった;エチルエーテル濃度の影響は相当大きかった;トルエン濃度の影響はやや大きかった;メチルエチルケトンの影響は小さかった。すべてのp値が液体フラックスについて0.01より小さかったために,物質移動係数に及ぼす液体フラックスの影響は非常に小さかった。要因相互作用の解析により,要因の一対,トルエン濃度x液体フラックス,TEG濃度xメタノール濃度,TEG濃度xエチルエーテル濃度,及びケトン濃度x液体フラックスは,希望する物質移動係数を取得するために,トルエン,メタノール,エチルエーテル,及びケトンの吸収についての吸収システムを操作する主な変数として選択が可能であった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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吸収  ,  建築環境一般  ,  その他の汚染原因物質 
物質索引 (5件):
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