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J-GLOBAL ID：201002284208452798   整理番号：10A0556461

エニイキャストによる無線センサネットワークの遅延最小化と寿命最大化

Minimizing Delay and Maximizing Lifetime for Wireless Sensor Networks With Anycast

著者 (4件)： KIM Joohwan (Purdue Univ., IN, USA) ,  LIN Xiaojun (Purdue Univ., IN, USA) ,  SHROFF Ness B. (Ohio State Univ., OH, USA) ,  SINHA Prasun (Ohio State Univ., OH, USA)
資料名： IEEE/ACM Transactions on Networking  (IEEE/ACM Transactions on Networking)
巻： 18  号： 2  ページ： 515-528  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： W0507A  ISSN： 1063-6692  CODEN： IEANEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 各イベントが低頻度で生じるイベント駆動無線センサネットワークでは,エネルギーの大部分は,無線がパケット到着を待つオン状態の時に消費される。休眠・覚醒スケジューリングは,寿命延長には効果的であるが,遅延が非常に大きくなる場合がある。本論文は,各ノードが複数の候補ノード中の覚醒している近傍ノードへ日和見的に転送する,エニイキャスト型パケット転送方式による遅延の低減を試みた。センサノードからシンクへのパケット配信遅延の期待値を最小化するために,エニイキャスト転送方式を最適化する方法を考察した。この考察の結果として,休眠・覚醒スケジューリングプロトコルのシステムパラメータと,エニイキャストパケット転送プロトコルを同時最適制御し,パケット配信遅延期待値の制約下で,ネットワーク寿命を最大化する解を与えた。シミュレーション結果から,この手法の性能は既発表の発見的解よりも優れていることを示した。

シソーラス用語： *センサネットワーク ,  検出 ,  同報通信 ,  時間 ,  寿命延長 ,  エネルギー消費 ,  信号伝送 ,  端末装置 ,  期待値 ,  スケジューリング ,  プロトコル ,  最適化 ,  計算機シミュレーション ,  アルゴリズム
準シソーラス用語： *無線センサネットワーク ,  イベント検出 ,  *エニーキャスト ,  遅延時間 ,  最小化 ,  最大化 ,  パケット転送 ,  センサノード ,  同時最適化

分類 (1件)： マイクロ波・ミリ波通信  (ND08020W)

タイトルに関連する用語 (5件)： エニイキャスト ,  無線センサネットワーク ,  遅延 ,  最小化 ,  寿命最大化