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J-GLOBAL ID:201002284231509683   整理番号:10A0718463

ポリ(3-チオフェン酢酸)と二本鎖DNAの二分子ハイブリッド: 光学的性質及び導電性

Biomolecular Hybrid of Poly(3-thiophene acetic acid) and Double Stranded DNA: Optical and Conductivity Properties
著者 (3件):
資料名:
巻: 26  号: 13  ページ: 11025-11034  発行年: 2010年07月06日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(3-チオフェン酢酸)(PTAA)と二本鎖デオキシリボ核酸(ds-DNA)の各水溶液を一定の割合で混合し,二分子ハイブリッドPTAA-DNAを合成した。透過型電子顕微鏡観測から,PTAA-DNAハイブリッドは自己組織的に凝集し,線維状ネットワーク構造を形成することが分かった。純PTAAは緑色の蛍光を与え,共焦点蛍光顕微鏡観測から凝集していることを示した。一方,PTAA-DNAハイブリッド系では緑色蛍光は全体に広がり,DNA表面にPTAAが固定化されていること示唆した。PTAAとDNAの結合は,PTAAのCOOH基とNa-DNAのP=O基の間の水素結合に帰属されるFourier変換赤外スペクトルからも支持される。円偏光二色性スペクトルからDNAの立体配座はPTAAとハイブリッドを形成しても変わらないことが分かった。また,PTAAのπ-π*吸収ピークはハイブリッド形成に伴い,エイジング時間の経過とともにブルーシフトした。また,エージングに伴い,ハイブリッド溶液の光ルミネセンス強度は増加し,発光ピークはブルーシフトした。ハイブリッド形成に伴うこれらの分光学的性質の変化は二量体ないし三量体ハイブリッド形成に基づいて解釈できた。PTAA-DNAハイブリッドの直流電導度はNa-DNAを加えていくと加えない前のPTAAの電導度からは減少し,電流-電圧曲線は半導体的性質を示した。
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分類 (3件):
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分子化合物  ,  その他の高分子の反応  ,  核酸一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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