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J-GLOBAL ID：201002284239837710   整理番号：10A1162493

IL-10の組換アデノウイルス発現は前炎症サイトカインによって誘導される障害からベータ細胞を保護する

Recombinant adenoviral expression of IL-10 protects beta cell from impairment induced by pro-inflammatory cytokine

著者 (5件)： XU Ai-Jing (Qingdao Univ., Qingdao, CHN) ,  ZHU Wei (Sun Yat-sen Univ., Guangzhou, CHN) ,  TIAN Fei (Qingdao Univ., Qingdao, CHN) ,  YAN Li-Hua (Qingdao Univ., Qingdao, CHN) ,  LI Tang (Qingdao Univ., Qingdao, CHN)
資料名： Molecular and Cellular Biochemistry  (Molecular and Cellular Biochemistry)
巻： 344  号： 1-2  ページ： 163-171  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： C0452B  ISSN： 0300-8177  CODEN： MCBIB8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非肥満糖尿病マウスにインターロイキン-10(IL-10)を全身発現させると,糖尿病の発病を防止したり発病開始を遅らせたりすることが知られている。しかしながら,β細胞におけるIL-10の役割は分かっていない。そこで本研究ではβ細胞の保護に対するLI-10の影響を,アデノウイルスベクター介在マウスIL-10(Ad-mIL-10)遺伝子をラット島細胞株RINm5Fに導入して調べた。Ad-mIL-10感染はグルコース刺激インスリン分泌に対するIL-1βの阻害作用,一酸化窒素産生,Fas依存性アポトーシス活性,カスパーゼ-3活性をブロックした。これらの結果は,β細胞へのIL-10遺伝子導入が細胞機能を維持し,細胞をアポトーシスから保護することを示す。

シソーラス用語： 腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  Langerhans島 ,  ラット ,  *インターロイキン10 ,  *内分泌細胞 ,  ベクター ,  遺伝子導入 ,  遺伝子発現 ,  内分泌 ,  アポトーシス ,  インターロイキン1 ,  一酸化窒素 ,  Fas抗原 ,  カスパーゼ ,  1型糖尿病
準シソーラス用語： インシュリン依存性糖尿病 ,  IL1β ,  RINm5F ,  RINm5F細胞 ,  *β細胞 ,  アデノウイルスベクター ,  インシュリン分泌 ,  カスパーゼ3

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (7件)： IL-10 ,  組換アデノウイルス ,  発現 ,  炎症サイトカイン ,  誘導 ,  障害 ,  ベータ細胞