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J-GLOBAL ID:201002284251042595   整理番号:10A1031076

多剤結合レプレッサーCorynebacterium glutamicum CgmRのインデューサとオペレータとの複合体の結晶構造

Crystal Structures of the Multidrug Binding Repressor Corynebacterium glutamicum CgmR in Complex with Inducers and with an Operator
著者 (5件):
資料名:
巻: 403  号:ページ: 174-184  発行年: 2010年10月22日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Corynebacterium glutamicum由来のCgmR(CGL2612)は,TetRファミリーに属する多剤耐性関連転写因子であり,環境応答に一般に関与する広く行き渡った細菌転写因子の蛋白質ファミリーである。ここに,2つの異なるインデューサ(1.95と1.4Å分解能)とオペレータ(2.5Å分解能)との複合体でCgmRホモ二量体レプレッサーの結晶構造を報告した。CgmR-オペレータ複合体は,2つのCgmR二量体がオペレータに結合し,DNAの対側上で異なる二量体のDNA結合ドメインによって,パリンドロームオペレータの各半分部分が非対称的に認識されることを示した。インデューサ複合体は,両結合インデューサが,立体阻害によってレプレッサーのオペレータ結合立体配座を変えるための楔として働くことを明らかにした。立体障害を使用するので,立体配座変化のために十分な容積を持ち,それらの結合が自由エネルギーを十分に減少させるなら,いろいろな薬剤がインデューサとして働くであろう。CgmR遊離蛋白質,オペレータ,およびインデューサとの複合体との比較構造研究は,レプレッサーの多剤応答に寄与するかもしれない他の機構を暗示する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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