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J-GLOBAL ID：201002284275296423   整理番号：10A1158269

中山間地における歩行者ITSの取組み

著者 (5件)： 熊谷靖彦 (高知工科大 地域連携機構 連携研究セ) ,  松本修一 (慶応大 先導研究セ) ,  片岡源宗 (高知工科大 地域連携機構 連携研究セ) ,  永原三博 (高知工科大 地域連携機構 連携研究セ) ,  中島俊彦 (高知県 土木部)
資料名： 交通工学  (Traffic Engineering)
巻： 45  号： 6  ページ： 38-43  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： S0340A  ISSN： 0454-4595  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高知県では,「交通安全施設等整備事業の推進に関する法律」第3条第1項で指定した道路の約1,410kmにおいて歩道等の整備を行ってきたが,平成16年度末時点の整備率は39%と低く,整備は進んでいない状況であった。更に昨今の厳しい財政状況や,特に中山間地域では過疎化や少子高齢化の影響から通学児童数や地域の人口は減少しており,投資効果等から都市部での歩道整備が優先され,中山間部の歩道整備はますます困難な状況になっている。一方,過疎や少子高齢化によって学校の統廃合が進み,通学距離は増加しており,また買い物や散歩等の目的で自転車や徒歩で移動する地域住民(高齢化により年配の方が多い)が歩道の無い道路を利用していることも事実であり,安全確保が急務であった。そこで,利用者が特定される中山間地域の歩行者等の安心・安全性向上策として,中山間部の歩行者ITSシステムである「中山間歩行者注意喚起システム」を新たに開発し,実際に配備を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： 高知県 ,  施設 ,  *交通安全 ,  少子高齢化社会 ,  *中山間地域 ,  道路 ,  *歩行者 ,  *ITS【交通】 ,  過疎化 ,  RFID ,  八木宇田アンテナ ,  標識
準シソーラス用語： RFIDタグ ,  交通安全施設 ,  通学路

分類 (1件)： 交通管制・規制  (TB01032S)

引用文献 (8件)：

• 国立社会保障・人口問題研究所 HP; “人口統計資料 2010”, http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/Popular2010.asp?chap=0, 2010
• 高知県政策推進課; “人口減少, 少子・高齢社会の展望~2004年度 (平成16年度) 検討作業とりまとめ~”, 2005
• 独立行政法人統計センターHP; http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/NewList.do?tid=000001011528, 2010
• livedoor 地図情報 HP; http://map.livedoor.com
• 高知県統計課 HP; http://www.pref.kochLlg.jp/soshiki/111901/

タイトルに関連する用語 (3件)： 中山間地 ,  歩行者 ,  ITS