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J-GLOBAL ID：201002284322739673   整理番号：10A0356647

植物防疫基礎講座:フェロモンによる発生予察法-リンゴコカクモンハマキ-

著者 (1件)： 石栗陽一 (青森県産業技術セ りんご研)
資料名： 植物防疫  (Plant Protection)
巻： 64  号： 4  ページ： 266-268,213(2)  発行年： 2010年04月01日 
JST資料番号： G0617A  ISSN： 0037-4091  CODEN： SHBOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フェロモンによるリンゴコカクモンハマキの発生予察法を紹介する。本害虫は地域により2化型から4化型まであり,主に3齢で越冬する。発生予察のためには主に粘着トラップを用い,地上1.5mに吊るし,1か月で交換する。3化型の地域では5月上旬までに,2化型の地域では5月下旬までに設置する。調査は短い間隔で行う。他害虫が誘引されることもあり注意する。得られたデータの活用として,誘引最盛期に産卵前期間と卵期間を加えて,孵化最盛期を推定する。その数日後が防除適期である。誘引最盛期,産卵前期間,卵期間の把握の仕方について解説している。

シソーラス用語： *フェロモン ,  *発生予察 ,  *ハマキガ科 ,  トラップ【生物】 ,  栽培管理 ,  *害虫防除 ,  発生生態 ,  産卵 ,  孵化 ,  越冬 ,  性フェロモン ,  誘引剤 ,  *果樹 ,  リンゴ
準シソーラス用語： *リンゴコカクモンハマキ ,  粘着トラップ ,  *防除適期

分類 (3件)： 昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  植物の病虫害防除一般  (FC05010F) ,  果樹  (FC03042G)

引用文献 (9件)：

• 石栗陽一 (2004): 北日本病虫研報55: 247~251.
• 櫛田俊明 (2000): フェロモン剤利用ガイド, 日植防, 東京, p. 51~53.
• MIZUKOSHI, T.(2006): Jpn, J. Appl. Entomol. Zool.50: 231~239.
• 中澤斉ら (1977): 関東東山病虫研報24: 119.
• 奥俊夫 (1970): 北海道立農試報19: 1~52.

タイトルに関連する用語 (6件)： 植物 ,  防疫 ,  基礎 ,  フェロモン ,  発生予察 ,  リンゴコカクモンハマキ