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J-GLOBAL ID:201002284336795657   整理番号:10A0490067

固体培養条件でトウモロコシ穂軸を用いて培養したPleurotus eryngiiから得られた線維素溶解酵素の生化学的,酵素的特性

Biochemical and enzymatic properties of a fibrinolytic enzyme from Pleurotus eryngii cultivated under solid-state conditions using corn cob
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巻: 101  号: 16  ページ: 6475-6481  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: A0390B  ISSN: 0960-8524  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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固体培養条件でエネルギー源としてトウモロコシの穂軸を用いて培養されたPleurotus eryngiiから精製した線維素溶解酵素の生化学的,酵素的特性を調べた。酵素分子量は,SDS-PAGEにより14kDaと推定された。酵素は,基質トシル-Gly-Pro-Lys-p-ニトロアニリドで最も高い活性(28.96mol/min/mg)を示した。KmとVmax値は,それぞれ0.18mMと53.5U/mlであった。1.0mMのフェニルメチルスルホニルフッ化物(PMSF)によって酵素は完全に阻害された。N-末端配列は,A-M-D-S-Q-T-D-A-S-Y-G-LA-N-Dであった。この配列は,スブチリシン様セリンプロテアーゼのN-末端配列に高類似性を示した。酵素は,pH4.0から6.0で非常に安定性があり,40°Cで至適pH5.0であった。酵素はインキュベーション5分以内にフィブリノゲンのAα鎖を急速に,続いて,10分後にはBβ鎖を加水分解した。固体培養条件でトウモロコシ穂軸を用いて培養したP.eryngiiから得られた線維素溶解酵素は,血栓溶解療法に利用できる可能性がある。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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血液・体液作用薬の基礎研究  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 

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