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J-GLOBAL ID：201002284358739807   整理番号：10A0723133

鉛フリーはんだ残渣から銀を分離するための亜鉛を伴う新規の循環プロセス

A Novel Cyclic Process Involving Zinc for Separating Silver from Lead-Free Solder Residue

著者 (3件)： KIM Byung-su (Korea Inst. of Geoscience & Mineral Resources (KIGAM)) ,  LEE Jae-chun (Korea Inst. of Geoscience & Mineral Resources (KIGAM)) ,  KIM Soo-kyung (Korea Inst. of Geoscience & Mineral Resources (KIGAM))
資料名： Materials Transactions  (Materials Transactions)
巻： 51  号： 7  ページ： 1350-1353 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： G0668A  ISSN： 1345-9678  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年において,ヨーロッパで環境規制が厳しくなるにつれ,電気工業や電子工業から大量の鉛フリーはんだ残渣が発生するためスズ-鉛及び鉛フリーはんだ残渣のリサイクルによる大きな問題は鉛フリーはんだ残渣を有効にリサイクルすることである。一般に鉛フリーはんだ残渣はプリント回路基板へ部品を実装する段階から発生し,それは2~4%の銀と90~93%のスズを含有する。この研究では金属溶媒を用いて鉛フリーはんだから銀を分離する循環プロセスを開発した。このプロセスは銀と金属間化合物を選択的に形成する亜鉛を金属溶媒として用い,その次に金属溶媒として再利用できる亜鉛を回収する揮発分離段階となる。得た結果によると,提唱したプロセスを用いて第6回目の銀分離段階を通じて鉛フリーはんだ中の銀の90%までがドロス相に分離できると計算された。この論文は金属溶媒として亜鉛を用い,鉛フリーはんだから銀の分離に対する結果のみに関与している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *はんだ ,  *残留物 ,  分離 ,  亜鉛 ,  *リサイクル ,  有用物質回収 ,  資源再生 ,  法規制 ,  プリント基板 ,  スズ ,  電機電子工業 ,  溶媒 ,  *銀
準シソーラス用語： プリント回路基板 ,  *鉛フリーはんだ ,  揮発

分類 (2件)： 廃棄物処理  (WA01085U) ,  ろう付  (WC07050C)

引用文献 (7件)：

• 1) RECOM Co. LTD, Hwaseong-city, Gyeonggi-do, Korea, private communication (February 2009).
• 2) P. A. Wright: Extractive metallurgy of tin, (New York, Elsevier science publishing company Inc., 1982) pp. 241–252.
• 3) M. Hansen and K. Anderko: Constitution of Binary Alloys, (New York, McGraw-Hill Book Co., 1958) p. 52.
• 4) http://www.springerlink.com/content/v5j647p44615mx06/fulltext.pdf?page=1
• 5) C. B. Gill: <I>Nonferrous Extractive Metallurgy</I>, (New York, JOHN WILEY & SONS Inc., 1980) p. 112.

タイトルに関連する用語 (6件)： 鉛フリーはんだ ,  残渣 ,  銀 ,  亜鉛 ,  循環 ,  プロセス