文献
J-GLOBAL ID:201002284374791150   整理番号:10A0082597

ワシントン州,ハンフォード施設の核廃棄物貯蔵タンク下からのウラン汚染堆積物の特性調査 汚染物質の輸送とその行方

Characterization of uranium-contaminated sediments from beneath a nuclear waste storage tank from Hanford, Washington: Implications for contaminant transport and fate
著者 (8件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 1363-1380  発行年: 2010年02月15日 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
標記の放射性廃棄物貯蔵タンクの周辺から採集した3本のボーリング孔からの堆積物試料のウラン(U)の濃度と分布を,バルク及びミクロ解析技術を用いて詳細に調べた。汚染源は,タンクBX-102への注入中に起こった事故により地下に浸透した7000kgの溶解Uを含んだプリュームである。地下水面上の区域におけるUの移動性を評価するため,実験によりUの脱着特性や動力学を決定した。孔隙水組成の定量的情報を得るには試料の湿分が足りなかったため1:1堆積物-水抽出を行い孔隙水中のU(および汚染燐酸-P)濃度を評価した。8N硝酸によるUの更なる抽出により,全Uの相当部分は相対的に固定化しており,多分,耐移動相において隔離されている。マイクロ波を利用したバルク試料の温浸と組み合わせた試料の成分寸法画分への分離により,ほとんどのU汚染は微少量画分内に隔離されていることが示された。マイクロX線蛍光及びマイクロX線吸着ニア-エッジ分光学(μ-XRF及びμ-XANES)は,Uは一義的にCaと会合しており,支配的にU(VI)でることが分かった。時間-分割レーザー誘導蛍光分光学(TRLIFS)を用いたU濃縮の’ホットスポット’から得たスペクトルはウラノフェイン型及びウラニルリン酸相の存在が明確に証明された。これらのデータから,鉱染された微小沈殿物は,より微細な粒子基質の中の狭い孔隙空間内に形成され,これらの対象物は石質断片の環境に限定されていないことが分かった。このため,Uの移動性はウラニルケイ酸やリン酸相の沈殿や毛管障壁の影響により削減される。これらことから,ハンフォードでの地下基質におけるUの濃度や移動性を予言した平衡ベースの脱着モデルは不必要に保守的であるといえる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境の汚染及び防止  ,  施設及び取扱い 

前のページに戻る