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J-GLOBAL ID：201002284460356360   整理番号：10A0388511

温度感受性DEAA-ENTゲルと共に温度スイング吸着によるフェノールの除去と回収

Removal and recovery of phenol by temperature-swing adsorption with temperature-sensitive DEAA-ENT gel

著者 (4件)： TAJIMA Hideo (Niigata Univ., Niigata, JPN) ,  YOKOYAMA Satoko (Niigata Univ., Niigata, JPN) ,  YOSHIDA Masanori (Niigata Univ., Niigata, JPN) ,  YAMAGIWA Kazuaki (Niigata Univ., Niigata, JPN)
資料名： 材料技術  (Material Technology)
巻： 28  号： 2  ページ： 64-68  発行年： 2010年03月25日 
JST資料番号： Y0644A  ISSN： 0289-7709  CODEN： MTECFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 温度スイング吸着(TSA)は,水流からの疎水性の汚染物質の除去用の最も有望な方法の1つである。TSAに於いて,吸着と脱着の両方を,相温度を横切って2~3°C以内で温度をシフトすることだけで行った。温度感受性のDEAA-ENTゲル上ヘのフェノール吸着を検討した。吸着と脱着は温度スイングで回復できた。吸着と脱着速度に及ぼすゲル粒径の影響もまた検討した。カラム吸着-脱着操作モードでは,吸着は溶離液を供給せずにカラムを脱着温度で保持することによって促進された。これが少量の水洗溶離液中でフェノール濃度を生じていた。その結果から,TSAは水流中で疎水性汚染物質を除去するだけでなく,吸着汚染物質を除去することまでもの高い潜在的可能性を実証していた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *吸着 ,  カルボアミド ,  *フェノール類 ,  *光架橋 ,  プレポリマ ,  *機能性高分子 ,  *ゲル ,  *除去 ,  回収 ,  疎水性 ,  汚染物質 ,  脱着 ,  温度感受性 ,  吸着速度 ,  脱着速度 ,  粒径 ,  溶離液 ,  温度 ,  水洗
準シソーラス用語： *温度スイング吸着 ,  *感温性高分子 ,  *高分子ゲル ,  脱着温度

分類 (5件)： 吸着,イオン交換  (XD02060I) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール  (CF05090V)

物質索引 (1件)： N,N-ジエチルアクリルアミド

引用文献 (12件)：

• K.-H. Jo, J. A. Silverstein, Water Sci. Technol., 50 (5), 45-50 (2004).
• R. Andreozzi, L. Campanella, B. Fraysse, J. Garric, A. Gonnella, R. Lo. Giudice, R. Marotta, G. Pinto, A. Pollio, Water Sci. Techiwl., 50 (5), 23-28 (2004).
• S. J. Khan. T. Wintgens, P. Sherman, J. Zaricky, A. I. Schafer, Water Sci. Technol., 50 (5), 15-22 (2004).
• H. Yamamoto, N. Heyamoto. Y. Yakami, J. Shibata, Kagaku Kogaku Ronbunshu (in Japanese), 27 (6), 786-790 (2001).
• Y. Seida, Y. Nakano Y., J. Chem. Eng. Japan, 26, 767-772 (1996).

タイトルに関連する用語 (4件)： 温度感受性 ,  ゲル ,  温度スイング吸着 ,  フェノール