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J-GLOBAL ID:201002284517084434   整理番号:10A0350345

後方感度を抑圧した狭角度指向性マイクロホン

A Narrow-Angle Directional Microphone With Suppressed Rear Sensitivity
著者 (7件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 92-97  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: H0367A  ISSN: 0018-9316  CODEN: IETBAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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戸外の録音品質を向上させるためには,一方向性で狭い指向性を持つマイクロホンが必要である。指向性を狭くするマイクロホンとしてラインマイクロホンが報告されている。しかしこのラインマイクロフォンでは,残留後方感度大きく,特に低い周波数で予期しない雑音を拾う原因となる。ここでは後方感度を顕著に抑圧可能とした新しいマイクロホンを提案した。構成は,ラインマイクロフォンカプセルと2次音圧傾度型指向性マイクロホンという指向性の異なる2つのマイクロホンを組合せた。主な野外雑音がしばしば発生する1kHz未満の周波数において従来のラインマイクロフォンにくらべ,本マイクロホンの後方感度を10dB以上抑圧することに成功した。さらに,複雑な信号処理回路を必要とせず,標準の48Vファントム電源で駆動できた。最終的に,本マイクロホンを実況放送で試験した。後方感度抑圧が実用上効果的であることがわかり,また音質がテレビでの使用に十分であることがわかった。本論文は,マイクロホンの後方感度抑圧基本原理,音響特性の測定結果,および実況放送で得た屋外試験結果について述べた。
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