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J-GLOBAL ID:201002284544317793   整理番号:10A0088671

キウイ(Actinidia deliciosa)果肉細胞壁に結合しているトレハラーゼの精製と生化学的性質

Purification and Biochemical Characterization of Cell Wall-bound Trehalase from Pericarp Tissues of Actinidia deliciosa
著者 (3件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: 229-235 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: F0626A  ISSN: 1882-3351  CODEN: EGKZA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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キウイ(Actinidia deliciosa)果実の細胞壁から,1 M塩化ナトリウム抽出,硫安沈殿,CM セファロース,ブチルトヨパール,Mono S カラムクロマトグラフィーにより,トレハラーゼ(EC 3.2.1.28)を精製した。精製したトレハラーゼは最適 pH 5,Km は 0.25 mM,Vmax は 5667 pkat/mg protein で,熱に対して比較的安定であった。この酵素はトレハロースに対して高い特異性を示し,マルトース,マルトトリオースに対しては弱い活性しか示さず,その他の二糖については加水分解活性を示さなかった。本トレハラーゼ活性は Ca2+,Na+,K+,Li+,Mn2+,Co2+,Mg2+ イオンおよび ethylenediaminetetraacetic acid(EDTA)には影響されなかったが,Hg2+ および Fe3+ イオン,モノヨード酢酸,tris(hydroxymethyl)aminomethane(Tris),p-chloromercuribenzoate(PCMB),グルコース,グルコサミンで強く阻害された。細胞壁に結合しているトレハラーゼはトレハロースの加水分解に寄与していると考えられる。しかし同時にそれ以外の機能を保持している可能性もある。(著者抄録)
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分類 (2件):
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酵素生理  ,  果樹 
物質索引 (1件):
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