抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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位相マスク干渉法を用いて,周囲光の帰還を実現するために特別に設計した反射波長特性を有する光ファイバ型フィルタ(FBG:ファイバブラッググレーティング)を作成した。これを搭載した光ファイバの先端をレンズ化し,InGaAsP-InPリッジタイプの半導体光増幅器(SOA)と結合させて負帰還SOAを構成した。波長可変レーザ光源から得られた種々の波長のレーザ光を強度調整して入力信号光として,負帰還光増幅効果により出力光の波形歪みの低減が可能であることを実験的に検証した。入力信号のビット誤り率や雑音依存性などの波長依存性を測定し,FBGの中心透過波長である1550nmを用いた場合,10Gbpsの疑似ランダム信号を用いたビット誤り率の測定において,他波長に比べて開口率が良好なアイパターンを観測するとともに,他波長に比べてビット誤り率を低く抑制できることが分かった。さらに雑音特性は5.1dBに低減された。