抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地震活動のシミュレーション結果を仮想震源ファイルとして出力するシミュレーションプログラムを開発した。このシミュレーションでは,震源の推定の際に,過去の震源カタログを利用することによって,高い空間分解能をもつ点がポイントである。シミュレーション結果の表示や分析は,仮想震源ファイルを過去の震源ファイルと同様に扱って,SEIS-PC等の解析ソフトで個々なうことが出来る。この方法を,日本付近の平常地震活動と余震活動に適用した結果,地震活動の空間分布の概略はよく表現された。しかし,余震活動以外の活動に対しては,時間的経過の予測能力をもつものではない。