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J-GLOBAL ID:201002284598473316   整理番号:10A0841896

都市ごみ(MSW)焼却灰の沿岸埋立処分地における亜鉛の化学種と移動性の評価

Speciation and Mobility Assessment of Zinc in Coastal Landfill Sites with MSW Incinerator Ash
著者 (5件):
資料名:
巻: 136  号:ページ: 762-768  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: D0422A  ISSN: 0733-9372  CODEN: JOEEDU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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都市ごみ焼却灰(MSWIA)で干拓した沿岸埋立地における亜鉛の移動性をモデル化し,大型カラム試験を行なった。試験期間中,人工海水を注水浸透させ,間隙水のpH,酸化還元電位(Eh),全有機炭素(TOC)及び微生物活性の時間的,空間的変化を測定し,重金属の移動性に対するそれらの影響を観測した。502日後,注水浸透を終了した。カラム内のZnの含量と形態を決定するため,MSWIAと底部の海底粘土サンプルをEUの標準分析法委員会BCRの改良逐次抽出法で分析した。Znは4つの明確な化学画分:イオン,還元性,易酸化性及び残渣画分に分画された。結果は,灰の層内で減衰が起こり,Znの移動性は小さく,沿岸埋立環境は重金属の固定化を促進することが示された。pHとEhがZnの溶解度を支配する主な要因であった。さらに,還元性のアルカリ条件では還元性画分が影響を受けたが,易酸化性画分は若干増えた。亜鉛硫化物の生成はZnのもう一つの減衰メカニズムと考えられた。
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分類 (1件):
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廃棄物処理一般 

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