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J-GLOBAL ID:201002284601620490   整理番号:10A0323118

泥炭排水河川と溶存鉄の海洋への河川負荷との関係性

Relevance of peat-draining rivers for the riverine input of dissolved iron into the ocean
著者 (8件):
資料名:
巻: 408  号: 11  ページ: 2402-2408  発行年: 2010年05月01日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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泥炭地は,鉄-珪酸塩鉱の風化速度を高めて河川水中の主要な微量金属イオンの溶解性を著しく高める強いキレート配位子(フミン酸とフルボ酸)を生成する能力を持つ。河川ネットワークは,泥炭地と海洋を連結し,従って,陸域由来のフルボ-鉄錯体が海洋の生物生産と生物炭素ポンプに燃料を補給するが,この役割の理解は,河口混合域-そこで沈殿反応が水柱から鉄を除去する-における河川の鉄の挙動に関する一貫性の無い測定により制約される。著者たちは,スコットランド北部の泥炭地排水河川におけるコロイド状の鉄運搬体の特徴を,流動場分離(FFF)と,河口近くで採水した河川水と沿岸海水のサンプルの59Fe放射性トレーサ法による端成分混合実験とを組み合わせて調査した。著者たちの結果によると,調査した河川は,海洋に,約3300nmolL-1の濃度の”完全に溶解した”Feを負荷し,これは,”世界の平均の”河川の溶存鉄の負荷(~40nmolL-1)よりもほぼ2桁大きい。従って,著者たちは,泥炭地排水河川が周辺海洋への溶存鉄の主要な発生源であると結論する。著者たちは,2kDa未満のサイズの非常に静電的で立体安定化した鉄-有機物錯体が河口混合域を通した鉄輸送の原因であると考える。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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河川汚濁  ,  海洋汚濁  ,  重金属とその化合物一般 

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