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J-GLOBAL ID：201002284662075621   整理番号：10A0797240

マウス実験的自己免疫性脳脊髄炎におけるPGE₂-EP4シグナリングの二重の役割

Dual roles of PGE₂-EP4 signaling in mouse experimental autoimmune encephalomyelitis

著者 (8件)： ESAKI Yoshiyasu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  LI Youxian (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SAKATA Daiji (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  YAO Chengcan (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SEGI-NISHIDA Eri (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MATSUOKA Toshiyuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  FUKUDA Kazuhiko (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NARUMIYA Shuh (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 27  ページ： 12233-12238  発行年： 2010年07月06日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多発性硬化症(MS)患者の脳脊髄液では,プロスタグランジン(PG)濃度の増加が観察されているが,MSにおけるPGの役割は不明である。実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)誘導への各々のPG受容体型または亜型欠損および4種類のPGE受容体亜型の各々に対するアゴニストおよびアンタゴニストの影響を検討した。PG受容体欠損マウスの中で,EP4^-/-マウスのみが,EAEの有意な抑制を示した。免疫中にEP4アンタゴニスト,ONO-AE3-208を投与したEP4^-/-マウスでも,有意な抑制があった。免疫中のEP4拮抗は,野生型マウスでの抗原特異的なTヘルパー(Th)1とTh17細胞生成も抑制し,EP2^-/-マウスで程度が強かった。

シソーラス用語： *自己免疫病 ,  *脊髄炎 ,  *脱髄疾患 ,  *脳炎 ,  マウス ,  *プロスタグランジン ,  ホルモン受容体 ,  タンパク質 ,  *多発性硬化症 ,  *プロスタグランジン受容体 ,  野生型 ,  Th1細胞 ,  病態モデル ,  ジエン ,  不飽和アルコール ,  不飽和カルボン酸 ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  ジオール ,  ヒドロキシケトン ,  T細胞 ,  EP4 ,  抗原特異的T細胞 ,  EP2 ,  シグナル伝達 ,  ネズミ亜目
準シソーラス用語： 細胞情報伝達 ,  Tリンパ球 ,  *自己免疫性脳脊髄炎

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  サイトカイン  (EB08090G)

物質索引 (2件)： PGE₂ ,  ONO-AE3-208

タイトルに関連する用語 (6件)： マウス ,  実験的自己免疫性脳脊髄炎 ,  PGE2 ,  EP4 ,  シグナリング ,  役割