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J-GLOBAL ID:201002284684874072   整理番号:10A0604381

新しい粒子群の形成速度のパラメータ化:核の自己凝集の影響

Parameterizing the formation rate of new particles: The effect of nuclei self-coagulation
著者 (4件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 621-636  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: D0776A  ISSN: 0021-8502  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,”真の”及び”見かけの”核生成速度を結びつける式群を導いたLehtinenら(2007)の研究[Lehtinen,K.E.J.,Dal Maso,M.,Kulmala,M. & Kerminen,V.-M.(2007),見かけ粒子形成速度からの核生成速度の推定及びその逆からの推定:Kerminen-Kulmala式の修正定式化,Journal of Aerosol Science 38,988~994]に基づいている。しかし,彼らのパラメータ化は新しく形成される粒子及びクラスタの自己凝集を無視しており,著者らは,本研究において,自己凝集の影響を含めるように以前の研究を拡張した。著者らは,主として,”見かけの”核生成速度,すなわち,臨界クラスタサイズより大きな粒径で粒子が出現する速度,を”真の”核生成速度の関数として計算することに焦点を絞った。修正したパラメータ化を,広範な大気条件において明示エアロゾル動力学モデルと対照して,総合的に試験した。J<sub>nuc</sub>/Q>10<sup>-2</sup>の場合には,核の自己凝集が,新しい粒子の形成にとって重要であることが分かった。ここで,J<sub>nuc</sub>は核生成速度,Qは凝縮性蒸気の生産速度である。この自己凝集が重要となる条件は,大気条件に応じて,>10/cm<sup>3</sup>/s(自由対流圏)から>10<sup>4</sup>/cm<sup>3</sup>/s(汚染された境界層)の範囲の核生成速度に対応している。粒子数濃度の観点からは,明示モデルで実行した計算と修正パラメータ化の予測結果とは,全体として1オーダーの範囲内にあった。また,大規模モデルでの適用に関係するいくつかの論点も検討した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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大気汚染一般  ,  固-気界面一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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