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J-GLOBAL ID：201002284687925964   整理番号：10A1610588

酸性森林泥炭土壌におけるタウム古細菌のアンモニア酸化はアンモニウムの改善に影響されない

Thaumarchaeal Ammonia Oxidation in an Acidic Forest Peat Soil Is Not Influenced by Ammonium Amendment

著者 (7件)： STOPNISEK Nejc (Univ. Ljubljana, Ljubljana, SVN) ,  STOPNISEK Nejc (Univ. Aberdeen, Aberdeen, GBR) ,  GUBRY-RANGIN Cecile (Univ. Aberdeen, Aberdeen, GBR) ,  HOEFFERLE Spela (Univ. Ljubljana, Ljubljana, SVN) ,  NICOL Graeme W. (Univ. Aberdeen, Aberdeen, GBR) ,  MANDIC-MULEC Ines (Univ. Ljubljana, Ljubljana, SVN) ,  PROSSER James I. (Univ. Aberdeen, Aberdeen, GBR)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 76  号： 22  ページ： 7626-7634  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アンモニアの生成が無機態窒素の投入よりも有機物の無機化に由来する施肥のない有機土壌では,細菌よりもタウム古細菌が優占するという仮説を検証するため,スロベニアのLjubljana沼地由来の泥炭から誘導した酸性有機森林土壌における硝化及びアンモニア酸化菌の集落について調査した。そのため,土壌マイクロコズムにおける硝化作用を通じて対応するamoA遺伝子の存在量及び多様性を調べた。その結果,酸性,有機態の泥炭土壌におけるアセチレン感受性のアンモニア酸化は標題の古細菌により支配され,アンモニア酸化細菌の活性又は増殖に因るという証拠は無いことがわかった。古細菌は有機物の無機化により放出されたアンモニアを利用して生育し,硝化速度と集団の変化は無機態アンモニウムの添加には影響されなかった。無機化により生成したアンモニアを古細菌が優先的に利用することを示唆する結果を得た。

シソーラス用語： *泥炭土 ,  森林土 ,  スロベニア共和国 ,  *硝酸化成菌 ,  アンモニア ,  酸性土 ,  *古細菌 ,  土壌微生物 ,  硝化 ,  遺伝子 ,  生態系 ,  生物多様性 ,  系統樹
準シソーラス用語： *アンモニア酸化菌 ,  amoA遺伝子 ,  マイクロコズム

分類 (2件)： 土壌生物  (FB04050N) ,  微生物の生態  (EG03040J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 酸性 ,  森林 ,  泥炭土壌 ,  古細菌 ,  アンモニア酸化 ,  アンモニウム