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J-GLOBAL ID：201002284736091411   整理番号：10A1081584

K(I)スキームに基づく新しいナップザック型公開鍵暗号,K(I)ΣPKC

A Construction of New Class of Knapsack-Type Public Key Cryptosystem, K(I)ΣPKC, Constructed Based on K(I)Scheme

著者 (1件)： KASAHARA Masao (Osaka Gakuin Univ., Osaka, JPN)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 200(ISEC2010 38-49)  ページ： 21-25  発行年： 2010年09月03日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 筆者はある種の公開鍵暗号を強化するためにK(I)スキームという手法を既に提案している。本論文ではこの手法を利用してナップザック型公開鍵暗号の新しいクラス,K(I)ΣPKC,を提案している。K(I)ΣPKCの著しい特徴は従来のナップザック型暗号に一般に見られる秘密系列,例えば超増加数列等を用いていないことである。K(I)ΣPKCにおいては,より確かな安全性への尺度としての符号化率を十分大にすることが可能である。さらにK(I)ΣPKCにおいては,秘密系列を使用していないことにより,十分にランダムな公開鍵を生成することが可能となっている。以上のことによってK(I)ΣPKCはLLL攻撃等の線形変換による攻撃に対し,十分な耐性を有することが期待される。(著者抄録)

シソーラス用語： *公開鍵暗号 ,  *ナップサック問題 ,  数列 ,  安全性 ,  比率 ,  暗号鍵 ,  暗号理論 ,  一次変換 ,  コンピュータセキュリティ ,  信号系列 ,  評価基準 ,  数学的性質
準シソーラス用語： 符号化率 ,  公開鍵 ,  暗号攻撃 ,  評価尺度 ,  ランダム性

分類 (1件)： 符号理論  (ND02030R)

引用文献 (21件)：

• MCELIECE, R. A Public-Key Cryptosystem Based on Algebraic Coding Tehory. DSN Progress Report. 1978, 42-44
• MASTUMOTO, T. Public Quadratic Polynomial-Tuples for Efficient Signature-Verification and Message-Encryption. Advances in Cryptology, Eurocrypt'88. 1988, 419-453
• KOBLITZ, N. Algebraic Aspect of Cryptography
• TSUJII, S. Generalization of the public-key cryptosystem based on the difficulty of solving a system of non-linear equations. IEICE Trans, A. 1989, 1 J-72, 2, 390-397
• TSUJII, S. Proposal of MOCHIGOMA (piece in hand) concept for multivariate type public key cryptosystem. Technical Report of IEICE. 2004, ISEC 2004-74

タイトルに関連する用語 (4件)： スキーム ,  ナップザック ,  公開鍵暗号 ,  PKC