抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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視対象画像に対して,3分間の短時間経過後に,再現画像を見るときの印象の異なる原因に関する色記憶と色順応に着目して分析を行った。実験は2つの条件で行った;記憶時と再現時で照明が等しい場合と異なる場合である。照明光はD65(6500K),クールホワイト(4200K)を用い,視対象画像と3分後の再現画像間の色の印象の変化を測定した。被験者は視対象画像に対して明度や彩度を変更した5×5の比較画像の中から,視対象画像の印象に最も近い画像を選択した。この結果,視対象画像に対して明度や彩度のより大きな画像が選択され,この傾向は単色のパッチと標準画像とで異なることが分かった。また,画像の記憶によるこれらの現象は,異なる照明下でも同様に表れることが分かった。(著者抄録)