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J-GLOBAL ID：201002284842007462   整理番号：10A0390435

新しい放射線生物学的,放射線リスクおよび放射線防護パラダイム

New radiobiological, radiation risk and radiation protection paradigms

著者 (1件)： GOODHEAD Dudley T. (c/o Medical Res. Council, Harwell, Didcot OX11 0RD, GBR)
資料名： Mutation Research  (Mutation Research)
巻： 687  号： 1-2  ページ： 13-16  発行年： 2010年05月01日 
JST資料番号： C0520A  ISSN： 0027-5107  CODEN： MRFMEC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 放射線生物学に対する長期の在来パラダイムが癌および遺伝性効果の放射線リスクに対する標準のパラダイムに対する論理的基礎を形成し,これらのパラダイムから放射線防護に対する国際的に応用されるシステムを開発してきたが,多くの簡素化,仮定および一般化を持っていた。放射線生物学に対する標準パラダイムに一致しない多様な付加的放射線生物学的現象は,放射線リスクおよび放射線防護に対する潜在的含意を持つかもしれない。しかし,現状の知識はこれらの現象に対しなお不十分であり,個々にまたは集団的に,放射線生物学に対する新しいパラダイムへ系統的に策定されなければならない。さらに,どのようにそれらが関わっているかに関して興味を引く仮説であるにもかかわらず,現在では,ヒトの健康に対するリスクへのそれらの関連性の直接証拠の欠乏がある。最後に,どのようにして放射線防護に対するパラダイムへのそのような現象の取込みが,現在広く応用されているシステムに対する混乱を相殺するため十分な付加価値を与えるかが示されていない。さらなる研究は放射線誘導性のゲノムの不安定性(全ての放射タイプに対する)およびバイスタンダー効果(特に低頻度高LET粒子)のような過程の十分な機構的理解を目的とし,また,放射からのヒトの健康に対する過程の関連性の確認または否定に優先順位を与えるべきである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *生物学 ,  *生物学的放射線効果 ,  *放射線 ,  *リスク ,  *放射線防護 ,  概念 ,  腫瘍 ,  理論 ,  分子遺伝現象 ,  変異 ,  細胞生理 ,  線エネルギー付与 ,  粒子
準シソーラス用語： LET ,  ゲノムの不安定性 ,  バイスタンダー効果 ,  パラダイム ,  仮説 ,  癌 ,  健康リスク ,  *放射線生物学

分類 (4件)： 生体物質に対する影響  (EK02020S) ,  基礎腫よう学一般  (GE02010R) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 放射線生物学 ,  放射線リスク ,  放射線防護 ,  パラダイム