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J-GLOBAL ID:201002284858330050   整理番号:10A0331589

塩分下におけるイネ葉生体組織の遺伝子コード化カタラーゼとアスコルビン酸ペルオキシダーゼの転写特性

Transcription Profiles of Genes Encoding Catalase and Ascorbate Peroxidase in the Rice Leaf Tissues under Salinity
著者 (4件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 164-168 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: L3405A  ISSN: 1343-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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著者らはイネ葉の基底領域の塩分下でアスコルビン酸ペルオキシダーゼ(APX)とカタラーゼ(CAT)に相当する転写産物の応答を解析したところ先端領域と比較して塩分に耐性があった。NaCl処理植物ではCATB,CATC,APX1,APX4,APX6およびAPX7の転写産物レベルは増加した。APX2の転写産物レベルは対照に匹敵したが,APX8の転写産物レベルは塩分によってわずかに減少した。デヒドロアスコルビン酸レダクターゼの活性は塩分によって減少した。これらの結果は,著者らの以前の研究において観察されたCAT活性の増加がCATBとCATCの転写産物レベルの促進に起因し,APX1,APX4,APX6およびAPX7の転写産物レベルの増加は塩分下でAPX活性を維持するために貢献するかもしれないことを示唆する。塩分下のアスコルビン酸の再生に関係する酵素活性度の促進は,イネのAPX活性と耐塩性を増加させるために必要である。(翻訳著者抄録)
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酵素生理 
引用文献 (23件):
  • 1) Asada, K. 1999. Annu. Rev. Plant Physiol. Plant Mol. Biol. 50: 601-639.
  • 2) Bradford, M.M. 1976. Anal. Biochem. 72: 248-254.
  • 3) Corpas, F.J. et al. 1993. J. Plant Physiol. 141: 160-165.
  • 4) Gómez, J.M. et al. 2004. J. Exp. Bot. 55: 119-130.
  • 5) Hossain, M.A. et al. 1984. Plant Cell Physiol. 25: 385-395.
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