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J-GLOBAL ID：201002284912735827   整理番号：10A0284347

Wannier軌道重なり占有(WOOP),Wannier軌道位置占有(WOPP)及び異常動的電荷の起源

Wannier orbital overlap population (WOOP), Wannier orbital position population (WOPP) and the origin of anomalous dynamical charges

著者 (2件)： BHATTACHARJEE Joydeep (National Inst. Sci. Education and Res., Bhubaneswar, IND) ,  WAGHMARE Umesh V. (Jawaharlal Nehru Centre for Advanced Scientific Res., Bangalore, IND)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 12  号： 7  ページ： 1564-1570  発行年： 2010年02月21日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Wannier関数を原子軌道へ投影することにより種々の化学結合の機構を定量化する簡単な方式を示した。大部分のd⁰遷移金属酸化物は遷移金属-酸素鎖に沿った原子の偏心又は運動と関係する異常に大きいBorn動的電荷を示す。その化学的な起源を理解するために第一原理密度汎関数理論内で求めた電子構造のWannier関数を基とする記述にWannier軌道重なり占有(WOOP)とWannier軌道位置占有(WOPP)を導入した。この方式は全Born有効電荷を局所分極率,共有結合性,及び電荷移動のような種々の化学的寄与に分離するのに特に有用である。PbTiO₃,BaTiO₃及びBaZrO₃の異常動的電荷の解析に適用した例を示した。

シソーラス用語： *Wannier関数 ,  *原子軌道関数 ,  *化学結合 ,  有効電荷 ,  *第一原理 ,  *密度汎関数法 ,  *電子構造 ,  分極率 ,  共有結合 ,  電荷移動 ,  *チタン酸鉛 ,  チタン酸バリウム ,  ジルコニウム酸塩 ,  バリウム化合物
準シソーラス用語： ジルコニウム酸バリウム ,  定量化

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 軌道 ,  重なり ,  電荷 ,  起源