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J-GLOBAL ID：201002285004650422   整理番号：10A1031431

粉体の摩擦電気による帯電:概観

Triboelectric charging of powders: A review

著者 (4件)： MATSUSAKA S. (Dep. of Chemical Engineering, Kyoto Univ., Kyoto 615-8510, JPN) ,  MARUYAMA H. (Dep. of Chemical Engineering, Kyoto Univ., Kyoto 615-8510, JPN) ,  MATSUYAMA T. (Dep. of Environmental Engineering, Soka Univ., Tokyo 192-8577, JPN) ,  GHADIRI M. (Inst. of Particle Sci. and Engineering, Univ. of Leeds, Leeds LS2 9JT, GBR)
資料名： Chemical Engineering Science  (Chemical Engineering Science)
巻： 65  号： 22  ページ： 5781-5807  発行年： 2010年11月15日 
JST資料番号： B0254A  ISSN： 0009-2509  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 粒子は粉体ハンドリング作業過程で摩擦接触によりしばしば静電気帯電をする。この現象は’摩擦電気帯電’或いは’接触帯電’と呼ばれる。帯電した粒子は粒子沈積や付着のような問題を起す。更に,もし粒子が過剰に帯電すると静電気放電が起こり,これは火災や爆発の災害リスクがある;このように逆効果を緩和する為には基礎的な摩擦電気による帯電のメカニズムを明らかにすることが重要である。静電気は,他方,その原理を用いて開発されたいくつかの応用に非常に有用である。本概観では,固体表面間の電荷移動の基本的な考え方及び理論をまとめ,材料に依存する化学的因子と環境に及ぼす影響について記した。粒子帯電プロセスを理論的に解析する為に適切なモデルについて論じた。このモデルを用いて壁に於ける反復衝撃による粒子帯電を公式化した。粒子帯電を実験的に評価する為に測定法とキャラクタリゼーション法についても概説した。更に,重要な応用とコンピューターシミュレーションについても触れた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *粉体 ,  *摩擦電気 ,  *帯電 ,  固体粒子 ,  沈着 ,  付着 ,  放電 ,  表面 ,  電荷移動 ,  数学モデル ,  衝撃 ,  キャラクタリゼーション ,  計算機シミュレーション ,  管内流 ,  固体表面 ,  静電気放電 ,  接触帯電 ,  摩擦帯電 ,  計算機利用 ,  利用

分類 (1件)： 粉体工学  (XD03010M)

タイトルに関連する用語 (3件)： 粉体 ,  摩擦電気 ,  帯電