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J-GLOBAL ID:201002285005824599   整理番号:10A0516540

ホスファチジルイノシトール4リン酸は膜補充とRab GEF Sec2pの制御スイッチの両方を調節する

Phosphatidylinositol 4-Phosphate Controls Both Membrane Recruitment and a Regulatory Switch of the Rab GEF Sec2p
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 828-840  発行年: 2010年05月18日 
JST資料番号: W1692A  ISSN: 1534-5807  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Sec2pは分泌小胞上でRab GTPアーゼSec4pを活性化するグアニンヌクレオチド交換因子(GEF)である。また,Sec2pは分泌経路で早期に機能するRabであるYpt32-GTPと結合して,Rab GEFカスケードを形成する。Ypt32pとSec4pエフェクターSec15p(エキソシスト複合体の成分)はSec2pへの結合を競合する。実際は,Ypt32pは最初にSec2pを補充するが,次に活性Sec2p/Sec4pのSec15pへの引渡しを可能にする。興味深いことに,これに関しては,ゴルジ関連ホスファチジルイノシトール4リン酸(PI4P)はYpt32-GTPとともに機能する。PI4PはSec2p-Sec15p相互作用を抑制し,分泌小胞が生じると,Ypt32pによるSec2pの補充を促進する。しかし,小胞が分泌部位に到達すると,PI4Pレベルは低下すると考えられ,小胞が成熟するとSec15pがYpt32pに置換することが可能になる。このように,PI4Pレベルの制御によって,小胞成熟中に,Ypt32pが関与するRab GEF補充カスケードからSec15pが関与するエフェクターポジティブフィードバックループにSec2p/Sec4p機能が切り替えられる可能性がある。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  細胞生理一般  ,  微生物の生化学 

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