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J-GLOBAL ID:201002285053744300   整理番号:10A0616808

分子動力学によるイオン液体の界面特性

Interfacial Properties of an Ionic Liquid by Molecular Dynamics
著者 (7件):
資料名:
巻: 114  号: 20  ページ: 6954-6961  発行年: 2010年05月27日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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分子動力学シミュレーションによる液体-蒸気界面(または,むしろ低蒸気圧で与えられる液体-真空界面)を含むイオン液体(IL)系の性質を分子水準で調べた。気液界面が1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムヘキサフルオロリン酸塩の再配向と拡散と同様に表面張力のような動力学的性質に及ぼす影響を調べた。界面領域で,短い分子軸の再配向は中央層中よりも若干緩速であり,一方,長い分子軸の再配向は遅延された。分子再配向はKohlrausch-Williams-Watts方程式によってモデル化した伸長指数関数的減衰によって良く記述された。中央層中の分子の平均並進拡散係数解析は温度範囲300~380KでVogel-Fulcher-Tamann方程式との因果関係を示した。380Kで第一通過時間解析は気液界面に垂直な並進拡散の一層精密化した空間特性を生じた。スラブ中央領域でカチオンの拡散係数はアニオンの拡散係数よりも唯一限界的に大きいが,界面では近く,この差が50%にまで至る。回転と拡散動力学それぞれに対する見かけの活性化エネルギーはArrhenius挙動を仮定して推定した。それらは長い分子軸の再配向が拡散能に依存し,一方,短い軸に対する再配向について,このような相関は観測されないことを指示した。結果は若干の過大評価絶対値でもって文献と一般的に一致している。これは表面張力についても同様に適用し,そこではしかしながら,静電気学の処理依存性を見いだした。粒子メッシュEwald(PME)または反応場(RF)と拘束による結合処理が影響する。結合処理が適用されなければ,結果は静電気学の記述に対する両方法と因果関係にある。
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分類 (2件):
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融解塩  ,  液-気界面 
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