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J-GLOBAL ID：201002285101924693   整理番号：10A0686721

SFRCC製床スラブを外ダイアフラムとして用いる鋼構造柱梁接合形式の開発

DEVELOPMENT OF STEEL BEAM-TO-COLUMN CONNECTIONS USING SFRCC FLOOR SLABS AS EXTERIOR DIAPHRAGMS

著者 (5件)： 田井暢 (京大 大学院工学研究科) ,  日高桃子 (京大 大学院工学研究科) ,  CUI Yao (京大 大学院工学研究科) ,  SONG Shuhai (京大 大学院工学研究科) ,  中島正愛 (京大 防災研)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 653  ページ： 1369-1376  発行年： 2010年07月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 溶接を使わない柱と梁の接合法として床スラブに着目し,鋼管柱まわりの床スラブに鋼繊維補強セメント系複合材料(SFRCC)を適用,SFRCCスラブがダイアフラムとしての機能を担う新たな鋼構造柱梁接合形式を提案する。本接合方式の強度や破壊モード等,構造性能を検証するため,スラブと梁フランジを接続するスタッドの本数を変数として漸増繰返し載荷実験を行った。SFRCCスラブへの鉄筋補強と十分な本数のスタッドにより梁の塑性化が先行する接合方式が実現できた。本接合方式の初期剛性のスタッド本数による変化は小さい。また最大耐力は純鉄骨柱接合形式と同程度であり,接合部耐力がスタッドのせん断破壊で決まる場合には,押し抜き試験により決まるせん断耐力よりも大きいことがわかった。スラブ長手方向に作用する力を補強鉄筋だけで負担できるような設計が必要であることがわかった。

シソーラス用語： 鋼繊維強化コンクリート ,  セメント質 ,  *複合材料 ,  *コンクリートスラブ ,  鋼構造 ,  *柱梁接合部 ,  *ダイヤフラム ,  鋼管 ,  柱 ,  圧縮強さ ,  引張強さ ,  *ジベル ,  押抜剪断 ,  補強筋 ,  曲げ荷重 ,  繰返し試験 ,  ヒステリシス ,  破壊モード ,  剛性 ,  耐荷力 ,  減衰定数 ,  エネルギー吸収 ,  梁 ,  フランジ
準シソーラス用語： *スタッドジベル ,  SFRCC

分類 (2件)： 金属構造  (RA04050W) ,  建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

タイトルに関連する用語 (6件)： 床スラブ ,  外ダイアフラム ,  鋼構造 ,  梁 ,  接合形式 ,  開発