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J-GLOBAL ID：201002285116189850   整理番号：10A0400742

我が国のエネルギー管理政策の経験と途上国への示唆

著者 (3件)： 小川順子 (日本エネルギー経済研) ,  野田冬彦 (野田エネルギー管理事務所) ,  山下ゆかり (日本エネルギー経済研)
資料名： エネルギー経済  (Energy Economics)
巻： 36  号： 2  ページ： 52-80  発行年： 2010年04月01日 
JST資料番号： Y0629A  ISSN： 0287-8828  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報告においては,我が国のエネルギー管理政策に焦点をあて,第一章で,その歴史的な変遷を体系的に整理し,実際の制度運用について行なった調査について報告し,第二章で,調査分析を基に,エネルギー管理指定工場制度の運用に関する理論的仮説を設定し,ヒアリングをともなう事例分析し,制度の評価を行なった。第三章では,今後のエネルギー需要の増大が予想される途上国への政策立案に対する示唆をとりまとめた。経済成長時の省エネルギー対策の確保や,各種制度の相互効果が得られるような設計や,目標値の設定方法(他社と比較可能な基準の創設)や,頻繁な普及啓発や,現場のモチベーションを向上させる制度(報償制度の構築)や,電子媒体による報告制度が,重要であるとまとめた。

シソーラス用語： *エネルギー管理 ,  *政策 ,  *発展途上国 ,  制度 ,  運用 ,  調査 ,  工場 ,  分析 ,  エネルギー需要 ,  経済成長 ,  *対策 ,  動機づけ ,  媒質 ,  報告
準シソーラス用語： *途上国 ,  ヒアリング調査 ,  事例分析 ,  *省エネルギー対策 ,  モチベーション ,  媒体

分類 (1件)： エネルギー政策・エネルギー制度  (LA01040K)

引用文献 (40件)：

• 工業技術院、『熱管理の歩みとビジョン』、1971年10月
• 経済産業省、『通商産業政策史13 第IV期多様化の時代 (2)』、1991年12月
• 資源エネルギー庁省エネルギー石油代替エネルギー対策課、『’92省エネルギー総覧』、1992年1月
• 日本エネルギー経済研究所、『省エネルギー制度構築支援調査事業 省エネルギー政策評価』、2008年3月
• 若林雅代・木村宰・杉山大志、『省エネルギー法が企業行動に与えた影響分析-企業インタビュー調査から得られる示唆-』、2008年12月

タイトルに関連する用語 (3件)： エネルギー管理 ,  政策 ,  経験