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J-GLOBAL ID：201002285122349290   整理番号：10A0703560

水生環境へのデオキシニバレノールの連続排出の原因となる下水処理場における劣る除去率

Poor elimination rates in waste water treatment plants lead to continuous emission of deoxynivalenol into the aquatic environment

著者 (2件)： WETTSTEIN Felix E. (Agroscope Reckenholz-Taenikon, Res. Station ART, Reckenholzstrasse 191, 8046 Zuerich, CHE) ,  BUCHELI Thomas D. (Agroscope Reckenholz-Taenikon, Res. Station ART, Reckenholzstrasse 191, 8046 Zuerich, CHE)
資料名： Water Research  (Water Research)
巻： 44  号： 14  ページ： 4137-4142  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： B0760A  ISSN： 0043-1354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： デオキシニバレノール(DON)は作物におけるFusarium属菌類により生成する最も有名なマイコトキシンのひとつである。表面水におけるその発現は最近明らかになった。そこで,著者らは3か所のスイス下水処理場(WWTP)におけるヒト消費および排泄によるDONの発現および挙動を解明した。DONはこれらWWTPの1次流出水サンプルに32~118ng/L濃度範囲で存在することを示した。対応する負荷は文献のヒト排泄データに基づいて予測した値よりも1.3~2.3倍大きかった。WWTPにおけるDON除去率は33~57%の範囲であった。これら低い比率はさらにKloten/OpfikonのWWTPで実施した詳細な研究で確認した(平均除去率32%)。表面水におけるDONの汚染源としてWWTPの相対的重要性をFusarium感染作物からの流出による農業排出と比較した。両汚染源は表面水の総DON曝露数ng/Lに同じ寄与をしているようであったが,それらの流入動力学は空間および時間でかなり変動した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *廃水処理水 ,  *マイコトキシン ,  河川水 ,  下水処理施設 ,  Fusarium ,  *水質試験 ,  汚染源 ,  経時変化 ,  スイス連邦 ,  環境影響 ,  脂環式化合物 ,  スピロ化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  エノン ,  ポリオール ,  三環セスキテルペン
準シソーラス用語： 空間的変動 ,  除去率 ,  動態解析

分類 (2件)： 微生物起原の毒性  (GZ03030F) ,  水質調査測定一般  (SB02060X)

物質索引 (2件)： デオキシニバレノール ,  トリコテセン

タイトルに関連する用語 (5件)： 水生環境 ,  デオキシニバレノール ,  原因 ,  下水処理場 ,  除去率