文献

J-GLOBAL ID：201002285157990540   整理番号：10A0428249

液晶溶液/層状シリケートハイブリッドの伸張レオロジー

Extension Rheology of Liquid-Crystalline Solution/Layered Silicate Hybrids

著者 (5件)： VASILYEV Gleb B. (A.V. Topchiev Inst. of Petrochemical Synthesis, Russian Acad. of Sci., Moscow, RUS) ,  MAKAROVA Veronika V. (A.V. Topchiev Inst. of Petrochemical Synthesis, Russian Acad. of Sci., Moscow, RUS) ,  PICKEN Stephen J. (Delft Univ. Technol., Delft, NLD) ,  REBROV Alexander V. (A.V. Topchiev Inst. of Petrochemical Synthesis, Russian Acad. of Sci., Moscow, RUS) ,  KULICHIKHIN Valery G. (A.V. Topchiev Inst. of Petrochemical Synthesis, Russian Acad. of Sci., Moscow, RUS)
資料名： Polymer Engineering & Science  (Polymer Engineering & Science)
巻： 50  号： 4  ページ： 789-799  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： C0640A  ISSN： 0032-3888  CODEN： PYESA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低分子量の液状ポリエチレングリコール(PEG)にヒドロキシプロピルセルロース(HPC)を60%混合すると,40~91°Cで液晶相を形成した。これにモンモリロナイト(MMT)を1~7.5%添加した。PEGはMMTにインターカレートした。MMT5%以下では液晶構造に変化は認められなかった。HPC/PEG系は大きな歪硬化を示し,液晶と分子間水素結合の所為であった。液晶相ではMMTの添加は伸び粘度への影響は小さく,歪硬化を抑制した。等方/液晶2相(91~127°C)では粘度が急激に低下し,1%のMMTが粘度を大幅に増加させた。液晶相ナノ複合材料の弾性率はMMTに連れ増加し,パーコレーション閾値5%で最大値を示した。2相系では1%MMTで大幅に増加し,以後は変化が無かった。

シソーラス用語： 伸び粘度 ,  *ヒドロキシプロピルセルロース ,  *モンモリロナイト ,  インターカレーション ,  *ナノ複合材料 ,  伸長流 ,  歪硬化 ,  高分子液晶 ,  パーコレーション ,  閾値 ,  分子間水素結合
準シソーラス用語： *ポリエチレングリコール ,  *レオロジー特性 ,  引張弾性率 ,  等方相

分類 (4件)： その他の高分子材料  (YH07150C) ,  充填剤,補強材  (YH05030J) ,  物理的性質一般  (YH02021U) ,  高分子溶液・融液のレオロジー  (BL01013Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 液晶 ,  溶液 ,  層状シリケート ,  伸張 ,  レオロジー