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J-GLOBAL ID:201002285212326140   整理番号:10A1151794

過形成の進行期と退行期におけるNFκBの新たな変化 MEKとERKとp38の役割

Novel Changes in NF-κB Activity during Progression and Regression Phases of Hyperplasia ROLE OF MEK, ERK, AND p38
著者 (8件):
資料名:
巻: 285  号: 43  ページ: 33485-33498  発行年: 2010年10月22日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Citrobacter rodentiumで誘導されるマウス伝染性大腸過形成(TMCH)を用いて,過形成の進行期と退行期におけるNFκBの活性化機構を検討した。NFκBの活性は進行期に細菌付着と移行に伴って増加し退行期に減少したが,退行期の終わりでも非感染時の数倍のレベルを維持した。腺窩でNFκBの活性化に伴って下流標的CXCL1/KCの発現が増加した。NFκBの活性化機構のうち,IKKα/βのSer176/180のリン酸化は進行期と退行期を通じて増加していたが,その下流でのIκBαのSer32/36リン酸化と分解は進行期に限られた。上流でのMEK1/2とERK1/2とp38のリン酸化による活性化はIKKα/βのリン酸化と同様の変化を示し,siRNAや阻害剤によりこれらの分子がNFκBの活性化に寄与することを確認した。NFκBの活性化に伴ってサブユニットp65のSer536がリン酸化されLys310がアセチル化され,このリン酸化は上流のRSK1のリン酸化と同様の変化を示した。食餌で摂取したペクチンがp65の増加と核移行を阻止することによりNFκB活性を抑制した。これらの結果から,退行期でもNFκBの活性化が維持されるためのシグナル伝達は,MEK/ERK/p38経路を介していることが示唆された。
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分類 (3件):
分類
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細胞生理一般  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  消化器の基礎医学 
物質索引 (1件):
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