市販で入手可能なアルミニウム豊富モルデナイトのアルカリ処理

VAN LAAK Adri N.C.; GOSSELINK Robert W.; SAGALA Sophia L.; MEELDIJK Johan D.; DE JONGH Petra E.; DE JONG Krijn P.

文献

J-GLOBAL ID：201002285249094991 整理番号：10A0582384

市販で入手可能なアルミニウム豊富モルデナイトのアルカリ処理

Alkaline treatment on commercially available aluminum rich mordenite

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資料名：
巻： 382 号： 1 ページ： 65-72 発行年： 2010年06月30日
JST資料番号： D0691C ISSN： 0926-860X 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

低いSi/Al比(5.7~10原子比)を有する小さいモルデナイト結晶の凝集体から成る幾つかの市販で入手可能な試料をNaOH水溶液で処理した。水酸化ナトリウム溶液の濃度が十分に高いと,空隙率が増加することが分かった。1M NaOHで15分間処理すると,内部結晶空隙率及びメソ細孔容積は0.01から0.21cm³g^-1に増加し,外部表面積は36から85m²g^-1に増加した。処理後でも,ミクロ細孔容積及び結晶度は保持されていた。H-MOR及びNa-MORモルデナイト凝集体両者を処理することができた:Na-MORは同等の空隙率を得るのにより長い接触時間を必要とした。アルカリ濃度及び接触時間を注意深く選択することにより,Si/Al比が低い(Si/Al=10)モルデナイトにおいて内部結晶メソ空隙を得ることができた。プロトンモルデナイトを用いた触媒試験から,クメンを生成するベンゼンのプロパンによる液相アルキル化において,アルカリ処理により1桁以上高い活性に達し,選択率を保持することが分かった。これらの結果から,アルミニウム含有量が高いモルデナイトに対するアルカリ処理は,アクセシビリティを促進し,それにより触媒性能を促進するための効率的手段であることが分かった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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合成鉱物 , その他の触媒

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