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J-GLOBAL ID:201002285265685991   整理番号:10A0216783

遺伝性感覚自律性ニューロパチーV型と関係した「痛みのない」NGF突然変異蛋白質のin vitroでの受容体結合性質

In vitro receptor binding properties of a “painless” NGF mutein, linked to hereditary sensory autonomic neuropathy type V
著者 (12件):
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巻: 391  号:ページ: 824-829  発行年: 2010年01月01日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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神経成長因子(NGF)シグナリングは,TrkAおよびp75NTR受容体により仲介される。その神経栄養および生存活性の他に,NGFは強いプロ侵害活性を示す。最近,ミスセンス点突然変異(C661T,アミノ酸置換R100Wを生じる)を,遺伝性痛み受容の消失の型(遺伝性感覚自律性ニューロパチーV型,HSAN V)により影響されたヒトのNGFB遺伝子で見出した。HSAN V NGF変異の機能的結果に対する見識を得るため,2セットのhNGFR100変異体を,in vitro受容体結合試験のため大腸菌で発現し,成熟またはプロNGFとして精製した。ここでは,表面プラスモン共鳴分析は,R100変異が,部位100での置換残基に依存して,hNGFのp75NTR受容体への結合を選択的に破壊するが,TrkA受容体に対するhNGFR100変異体の親和性は影響されないことを示した。非プロセスhプロNGFに対し,R100変異体のp75NTR受容体への結合は,限られた低下しか示さず,75NTR受容体結合に与えるR100変異の影響が,成熟,プロセスhNGFの背景でより大きいことを示唆した。これら結果は,HSAN V患者の臨床的兆候の基になる機構の解明の基礎になり,治療の可能性のある「痛みのない」hNGF分子開発の基礎を提供する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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先天性疾患・奇形一般  ,  細胞膜の受容体  ,  生理活性ペプチド 

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