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J-GLOBAL ID：201002285269000616   整理番号：10A0590430

改質木材の老化 2 XPS及びToF-SIMSによるアセチル化,フルフリル化及び熱改質木材の表面組成の定量

Ageing of modified wood. Part 2: Determination of surface composition of acetylated, furfurylated, and thermally modified wood by XPS and ToF-SIMS

著者 (6件)： BRYNE Lars Elof (Royal Inst. Technol., Stockholm, SWE) ,  LAUSMAA Jukka (SP Technical Res. Inst. Sweden, Boras, SWE) ,  ERNSTSSON Marie (Inst. Surface Chemistry, Stockholm, SWE) ,  ENGLUND Finn (SP Traetek, Boras, SWE) ,  WALINDER Magnus E. P. (Royal Inst. Technol., Stockholm, SWE) ,  WALINDER Magnus E. P. (SP Traetek, Boras, SWE)
資料名： Holzforschung  (Holzforschung)
巻： 64  号： 3  ページ： 305-313  発行年： 2010年 
JST資料番号： C0119A  ISSN： 0018-3830  CODEN： HOLZAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 木材の老化によって表面性状が変化し,塗料,接着剤,プラスチックなどに対する接着性が低下する場合がある。これをXPS及びToF-SIMSによって分析した表面組成,低真空度走査電子顕微鏡画像及び濡れ性との関連において調べた。さらに木材改質(アセチル化,フルフリル化,熱改質)が及ぼす影響について調べた。木材としてオウシュウアカマツ,ノルウェートウヒ及びラジアータマツ材の単板を用いた。XPS分析によって老化に伴って抽出成分と思われる物質が表面に移行して疎水化する状況が明らかになった。これは水に対する接触角の変化と対応した。ToF-SIMS分析によって疎水性抽出成分を特定でき,それが不均一に分布している状況が明らかになった。走査電子顕微鏡画像は疎水性物質の分布状態を明らかにした。

シソーラス用語： *改良木材 ,  アセチル化 ,  熱処理 ,  *表面改質 ,  塗料 ,  接着剤 ,  熱可塑性プラスチック ,  劣化 ,  表面性状 ,  オウシュウアカマツ ,  Picea abies ,  ラジアータマツ ,  針葉樹材 ,  *濡れ ,  X線光電子分光法 ,  *表面分析 ,  二次イオン質量分析 ,  化学組成 ,  成分 ,  マイグレーション【化学物質】 ,  疎水性 ,  電子顕微鏡観察 ,  アルコール ,  酸素複素環化合物 ,  アルコキシ化
準シソーラス用語： アルコキシル化 ,  TOF-SIMS ,  XPS ,  ノルウェートウヒ ,  フルフリル化 ,  走査電子顕微鏡法 ,  抽出成分 ,  *老化【材料】

分類 (3件)： 木材の性質・構造  (FF05020Z) ,  改良木材  (FF05033J) ,  界面化学一般  (CB12010J)

物質索引 (1件)： フルフリルアルコール

タイトルに関連する用語 (8件)： 改質木材 ,  老化 ,  XPS ,  TOF-SIMS ,  アセチル化 ,  フリル ,  表面組成 ,  定量