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J-GLOBAL ID:201002285269219197   整理番号:10A0525265

TDL-ICAのタップ遅延数選択方式

TDL-ICA tap selection method based on conditional number and DOP
著者 (2件):
資料名:
巻: 110  号: 8(SANE2010 1-9)  ページ: 37-42  発行年: 2010年04月15日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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独立成分分析(ICA:Independent Component Analysis)は,複数の入射信号の独立性のみを用いて,各信号源をブラインド分離抽出することができ,電波センサへの応用が有望である。但し,入射信号数以上のアンテナ数が必要であり,少数の受信信号しか得られない状況では,多数の信号の混信分離ができない課題がある。上記の課題に対し,ICAにTDL(Tapped Delay Line)を適用するTDL-ICAにより,少ないアンテナ数で混信分離可能な方式が考えられる。しかしながら,全タップを一様に同数だけTDL処理を行うと,後段のICA処理の負荷が高くなる課題がある。上記の背景から,本稿では,タップ遅延処理(TDL処理)後の受信信号総数を一定とした条件下で,より高い分離性能を得るためのタップ遅延選択方式を提案する。提案方式は,性能指標として条件数及びDOP(Dilution of Precision)を用い,これらを最小化する様なタップ遅延を選択する。計算機シミュレーションの結果,一例では,両提案方式で,従来の全タップで一様に同数だけTDL処理した場合に比べ分離性能が約16dB向上した。また,全タップ使用と比べても,僅か1dB減となった。但し,条件数では,値の大小と分離性能の高低が矛盾する場合も見られたため,DOPの方が適切であると考えられる。今後,最小化方法の改良が必要である。(著者抄録)
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分類 (2件):
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信号理論  ,  システム・制御理論一般 
引用文献 (5件):
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