抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アルカンの結合の自由回転に,ついて,n-ブタンを例にとして解説した。n-ブタンのC
2-C
3結合のまわりの回転による立体配座とエネルギー図を用いて,そのアンチ形とゴーシェ形がエネルギー的に回転異性体として区別できるので,厳密には自由回転しているとは言えないとした。しかし,有機化学では化学反応の経路や生成物に影響を与えないので,実質的に自由回転しているとする考え方を説明した。更に,n-ブタンの結合回転の起こる過程を回転エネルギーのBoltzmann分布を用いて,またその速さを回転の活性化エネルギーを用いて解説した。