文献

J-GLOBAL ID：201002285324975940   整理番号：10A0222679

ポリホスファゼンに基づく多層中でのイオン伝導および水の輸送

Ion Conduction and Water Transport in Polyphosphazene-Based Multilayers

著者 (6件)： ARGUN Avni A. (Massachusetts Inst. of Technol., Massachusetts) ,  ASHCRAFT J. Nathan (Massachusetts Inst. of Technol., Massachusetts) ,  HERRING Marie K. (Massachusetts Inst. of Technol., Massachusetts) ,  LEE David K.Y. (Pennsylvania State Univ., Pennsylvania) ,  ALLCOCK Harry R. (Pennsylvania State Univ., Pennsylvania) ,  HAMMOND Paula T. (Massachusetts Inst. of Technol., Massachusetts)
資料名： Chemistry of Materials  (Chemistry of Materials)
巻： 22  号： 1  ページ： 226-232  発行年： 2010年01月12日 
JST資料番号： T0893A  ISSN： 0897-4756  CODEN： CMATEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリビス(メトキシエトキシエトキシ)ホスファゼン(MEEP)およびポリアクリル酸(PAA)をlayer-by-layer(LbL)法で組織化した膜は,2つの高分子の間の水素結合を利用していることがわかった。膜は,制御された膜成長特性,高いイオン伝導性および優れた加水分解安定性を示す。はじめの高分子溶液組織化のpHを変化させ,それにより水素結合特性を制御して,得られた膜のイオン伝導性について研究した。高いpH値で組織化されたMEEP/PAAのLbL膜は水の収着量および輸送特性が増大し,膜中のイオン伝導性を増加させる。完全に湿潤させた条件では,MEEP/PAAのイオン伝導度は7×10^-4Scm^-1となり,以前研究した水素結合性のLbL系に比べ一桁以上高い。

シソーラス用語： *ポリホスファゼン ,  *ポリアクリル酸 ,  *薄膜成長 ,  *水素結合 ,  *イオン伝導 ,  収着 ,  *複合膜
準シソーラス用語： *LBL集合 ,  輸送特性

分類 (3件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  有機化合物の薄膜  (BK14070L) ,  固体中の拡散一般  (BL06021L)

タイトルに関連する用語 (5件)： ポリホスファゼン ,  多層 ,  イオン伝導 ,  水 ,  輸送