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J-GLOBAL ID:201002285371609960   整理番号:10A1048940

膜およびバルク二分子層相中の血清アルブミンと肺界面活性物質抽出物との相互作用に関する物理化学的検討

Physicochemical studies on the interaction of serum albumin with pulmonary surfactant extract in films and bulk bilayer phase
著者 (6件):
資料名:
巻: 352  号:ページ: 456-464  発行年: 2010年12月15日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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空気-緩衝液界面におけるウシ血清アルブミン(BSA)非存在下および存在下のウシ脂質抽出物界面活性剤(BLES)の吸着膜の官能基,構造および組成を表面張力,原子間力顕微鏡法および飛行時間二次イオン質量分析法によってキャラクタリゼーションした。BLES膜のゲルドメインおよび流体ドメインはBSA存在下で顕著に撹乱されることが見いだされた。BSA存在下のBLES分散物に関する示差走査熱量測定検討によって脂質二分子層構造の撹乱はより大量のBSAのときにだけ顕著であることが明らかになった。緩衝溶液中のBLES分散物に関するFTIR測定によってBSAが二分子層中の脂質頭基水和ならびにBLES中に存在するリン脂質の脂肪族アシル鎖のメチレンおよびメチル振動モードに影響を及ぼし得ることが明らかになった。血清アルブミンは病態生理学的濃度で膜構造を撹乱することが可能であったが,二分子層構造を撹乱するにはより大量のBSAが必要であった。本研究は,機能不全界面活性物質中の肺胞-空気界面における界面活性物質不活性化に関する結合撹乱二分子層から単分子層への転移モデルを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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コロイド化学一般  ,  液-気界面 

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