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J-GLOBAL ID：201002285398428282   整理番号：10A0684942

石灰粉と高炉スラグを含むエンジニアードセメント複合材の開発

Development of engineered cementitious composites with limestone powder and blast furnace slag

著者 (7件)： ZHOU Jian (Delft Univ. Technol., Delft, NLD) ,  QIAN Shunzhi (Delft Univ. Technol., Delft, NLD) ,  SIERRA BELTRAN M.Guadalupe (Delft Univ. Technol., Delft, NLD) ,  YE Guang (Delft Univ. Technol., Delft, NLD) ,  YE Guang (Ghent Univ., Ghent, BEL) ,  VAN BREUGEL Klaas (Delft Univ. Technol., Delft, NLD) ,  LI Victor C. (Univ. Michigan, MI, USA)
資料名： Materials and Structures  (Materials and Structures)
巻： 43  号： 6  ページ： 803-814  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： C0802B  ISSN： 1359-5997  CODEN： MASTED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポルトランドセメント,石灰粉,高炉スラグ(BFS)から成るエンジニアードセメント複合材(ECC)を開発した。混合比は4点曲げおよび1軸引っ張り試験において石灰粉,高炉スラグの量を変えて実験的に決定した。環境走査電子顕微鏡によってECCの微細構造を調べた。この結果,以下のようなことが分かった。1)引っ張りひずみ耐力と,終局引っ張り強度と最初のひび割れ強度との差との間には強い相関がある。2)石灰粉の割合が増えると曲げたわみ耐力と引っ張り歪耐力はまず増加し,次に低下する。石灰粉の量が同じ場合,BFSを増やすと曲げたわみ耐力,引っ張り歪耐力は増加する。3)石灰粉,BFSを増やすと平均亀裂幅は小さくなる。4)実験の結果からポルトランドセメントの重量比が15%のECC混合比が得られた。

シソーラス用語： 複合材料 ,  *石灰石 ,  *高炉スラグ ,  ポルトランドセメント ,  曲げ試験 ,  引張試験 ,  走査電子顕微鏡 ,  微細構造 ,  歪 ,  引張強さ ,  亀裂
準シソーラス用語： *エンジニアードセメント複合材 ,  セメント系複合材料 ,  一軸引張試験 ,  引張強度 ,  引張歪 ,  環境走査電子顕微鏡

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 石灰 ,  高炉スラグ ,  複合材 ,  開発