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J-GLOBAL ID:201002285407136249   整理番号:10A0124229

ポルトガルのPM10レベルへの住居の木材燃焼の寄与

Contribution of residential wood combustion to PM10 levels in Portugal
著者 (6件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 642-651  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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木材は住居における加熱目的で普通に利用される。しかしながら,これは微細粒子,揮発性有機化合物及び一酸化炭素などの大気汚染物質の主要な発生源である。2004年以来,ポルトガルにおいてはPM10レベルが日常限界値を超えており,欧州委員会はこれらのレベルを低減するための計画が設定されねばならないと指摘した。ポルトガルにおいては,PM10エミッションの18%が居住地の木材燃焼によるものであり,これは大気中のPM10レベルに多大な影響を与える。この研究では主に,居住地の木材燃焼がポルトガルの大気質に及ぼす影響を調べた。大気質モデリングシステムMM5/CHIMEREを用いてポルトガルの冬について次の3シナリオでモデリングを行った:実際のPM10エミッションを使用する参照シナリオ,居住地の木材燃焼を考慮しない場合のシナリオ1,及び伝統的な暖炉から認定された暖房具(PMエミッションを90%減少させたもの)に完全に置換した場合のシナリオ2.2007年1月におけるPM10大気質濃度値への居住地の木材燃焼は,0から14μg/m3の範囲であった。Lisboa地区では平均濃度10μg/m3,Porto地区では平均濃度6μg/m3であった。登録された値については,日平均限界値(50μg/m3)を超過していた場所は居住地での木材燃焼を含まない場合には46%の減少となった。シナリオ2のモデル結果はシナリオ1の結果と有意な相違はなかった。要約すると,居住地区の木材燃焼を規制することは大気質計画においてPM10レベルを減少させる有効な方法である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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気圏環境汚染  ,  粒状物調査測定  ,  暖房 
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