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J-GLOBAL ID：201002285433805221   整理番号：10A0670365

生命創造は可能か デザインと実験の間

著者 (2件)： 池上高志 (東大 大学院総合文化研究科) ,  池上高志 (東大 大学院情報学府)
資料名： 科学  (Science Journal Kagaku)
巻： 80  号： 7  ページ： 736-739  発行年： 2010年07月01日 
JST資料番号： F0094A  ISSN： 0022-7625  CODEN： KAGTA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 人工生命の研究は,生命とは何かをソフトウェアに求めることから始まった。仮想世界をコンピュータの中にデザインする,それが人工生命研究であり,その原型はvon Neumannの自己増殖オートマトンやConwaynoライフゲームに見ることが出来る。自己複製は特異的な初期配置が作り出す特異的なダイナミクスという視点が発見されている。これは初期配置そのものがダイナミクスのパラメータとなっているという意味である。現在のシステムバイオロジー研究はオートマトンが直面する初期状態の複雑さに挑んでいると言える。

シソーラス用語： *人工生命 ,  ソフトウェア ,  世界 ,  細胞増殖 ,  オートマトン ,  ゲーム ,  複製【遺伝】 ,  生物学
準シソーラス用語： システムバイオロジー ,  ライフゲーム ,  仮想世界 ,  自己増殖 ,  自己複製

分類 (1件)： 生命の起源と前生物学  (EC03020B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 生命 ,  創造 ,  デザイン ,  実験