文献

J-GLOBAL ID：201002285438113514   整理番号：10A0295471

品質要素分類を活用したユーザビリティタスク分析によるユーザビリティ評価方法の一考察

著者 (3件)： 佃五月 (シャープ) ,  佃五月 (和歌山大 大学院システム工学研究科) ,  山岡俊樹 (和歌山大)
資料名： 日本感性工学会論文誌(CD-ROM)  (Transactions of Japan Society of Kansei Engineering (CD-ROM))
巻： 9  号： 2  ページ： 145-154  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： L7658A  ISSN： 1884-0833  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,品質要素分類を活用したユーザビリティタスク分析に基づいて,新しいユーザビリティ評価方法を提案した。提案した方法では,ユーザ要求事項を低次の要求から高次の要求まで分類し,そこから対象製品の改善すべき重要な点を特定する。これによって,ユーザ中心設計プロセスの中で,ユーザの低次要求を満たした上でより高次な要求を満たすことができる「魅力要素」を探し製品に反映していくことが可能となる手法の提案を目指した。この方法を実証するために,5種類のハイビジョンレコーダのリモコンを対象に調査を行った。

シソーラス用語： 品質特性 ,  *品質設計 ,  製品品質 ,  *使用性 ,  作業分析 ,  *評価基準 ,  設計 ,  遠隔制御
準シソーラス用語： ユーザ中心設計 ,  リモコン ,  品質改善

分類 (1件)： マーケティング  (KA06020W)

引用文献 (21件)：

• 経済産業省: 生活者の感性価値と価格プレミアムに関する意識調査,http://www.meti.go.jp/policy/manufacturing/report/070126kansei_kakaku.pdf, 2006.
• D. A. ノーマン: パソコンを隠せ, アナログ発想でいこう!, 新曜社, pp. 29-62, 2000.
• 森川博之: 性能品質から魅力品質へ, 電子情報通信学会誌, 90 巻, 11 号, 巻頭言, 2007.
• 魅力工学研究フォーラム編: 魅力工学, 海文堂, pp. 7-20, 1992.
• 朝野煕彦編: 魅力工学の実践, 海文堂, pp. 40-42, 2001.

タイトルに関連する用語 (6件)： 要素 ,  分類 ,  活用 ,  ユーザビリティ ,  タスク分析 ,  ユーザビリティ評価