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J-GLOBAL ID:201002285576298320   整理番号:10A0905971

電気的に駆動される微生物によるトリクロロエテンからcis-ジクロロエテンへの脱塩素化において電子運搬体として作用するフミン酸類似体アントラキノン-2,6-ジスルホネート(AQDS)

The humic acid analogue antraquinone-2,6-disulfonate (AQDS) serves as an electron shuttle in the electricity-driven microbial dechlorination of trichloroethene to cis-dichloroethene
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巻: 101  号: 24  ページ: 9728-9733  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: A0390B  ISSN: 0960-8524  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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フミン質のキノン部分がさまざまな代謝過程の中で細胞外電子受容体として作用することは以前から分かっている。ここでは,フミン酸類似体アントラキノン-2,6-ジスルホネート(AQDS)が,TCEからcis-DCEへの微生物還元脱塩素化において電子供与体としても作用することを示す。対SHE-120mVの極性を持たせたガラス状炭素電極(陰極)を備えたバイオ電気化学システム(BES)では,電気的に還元されたAQDSが電極表面と脱塩素化細菌の間の電子運搬体として作用した。興味深いことに,AQDSは,TCE脱塩素化連続過程の第一段階でのみ選択的に励起され,cis-DCEの生成にいたる。cis-DCE脱塩素化微生物Dehalococcoides spp.を高度に富化した脱塩素化培養を用いて行なった実験で,還元されたAQDSにcis-DCE脱塩素化の電子供与体として作用する能力がないことを確認した。本研究の結果は,地下水修復のバイオ電気化学システムの開発並びにフミン質に富む亜表層での塩素化溶剤のバイオ地質化学的変化に関係する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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用水の化学的処理  ,  用水の生物学的処理  ,  その他の汚染原因物質 

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