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J-GLOBAL ID:201002285634781797   整理番号:10A0145501

ポルトガル北東部における高いオゾンレベル:解析とキャラクタリゼーション

High ozone levels in the northeast of Portugal: Analysis and characterization
著者 (9件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 1020-1031  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポルトガル北東部のLamas d’Oloにある山村の背景局では,毎年夏に極めて高いオゾンレベルが観測される。平均して,ポルトガルにおいて記録される注意報閾値の30%がこのサイトで検出される。この研究では主にこのサイトにおいて高いオゾンレベルのエピソードに導く大気条件のキャラクタリゼーションを行った。2004年~2007年にかけて一時間当たりのオゾン最高濃度が200μg/m3を超えた76日について,総観的パターン異常と後方流跡クラスター解析を実施した。得られた大気異常場から,イベリア半島上空に正の温度異常が見られることが示唆された。NEからの強い風流パターンがポルトガル北部とスペインのGaliciaにおいて観測された。これら二つの特徴が光化学的生成と汚染物質のスペインからポルトガルへの輸送を促進させる可能性がある。さらに,オゾンエピソードの発生した日に関連する3Dの後方流跡を解析した。得られた後方流跡についてクラスタリングの方法を適用した。高オゾンエピソードの4個のクラスターが同定され,それらの発生頻度は北西流(11%),北東流(45%),南方向流(4%)及び西方向流(40%)であった。解析は両方ともNE流が夏季のポルトガル北部の支配的なパターンであることを示している。各選択されたクラスターについてのオゾン濃度の解析から,この北東循環パターンは南方向流とともに最高オゾンピークのエピソードの原因であることを示している。これはまた大気汚染物質の長距離輸送がLamas d’Oloにおいて記録されたオゾンレベルの主要な因子であることを示唆している。これは,さらに頻度ドメインにおいて解析された気象学的パラメータとオゾン時系列の相関によって強調されている。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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対流圏・成層圏の地球化学  ,  局地循環,気流  ,  気圏環境汚染 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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